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車体モデリング

CGで遊ぶ人たちの間では車体やキャラクターのモデリングが流行っているようで、
テキストにもよく題材として取り上げられています。
複雑な要素が集まっている車やキャラクターは、モデリングにおける一つの登竜門ともいえます。
パースの添景に使うため、初めて車のモデリングに挑戦してみました。

軽トラモデリング
普通、車のモデリングというとスポーツカーなどが多いのですが、
今回作っているパースにはどうしても軽トラックが欲しかったので、
私にとっての登竜門は軽トラックとなりました。
軽トラックを好んで作る人も少ないので、かえってマニアックかもしれません。

SketchUPは曲面のモデリングには向いておらず、また
添景は必要以上に作り込むとデータが重くなってしまうので
今回はざっくり作成しました。
またスキルに磨きにかけ、挑戦してみたいと思います。

建築CGアニメ事情

CGアニメについて色々調べていると、Vrayの販売元ASGVISのサイトで
同社の建築プレゼンのポートフォリオを見ることが出来ました。

http://services.asgvis.com/index.php/visualization-portfolio
プロジェクトの規模にもよりますが、もはやハリウッド映画並です。
CG空間の規模もすごいですが、航空撮影とCGアニメの合成もすごいです。

これはマッチムーブという、先に撮った動画にCGを後から合成する手法で作られているようです。
最近ではフリーソフトだけでも実現できるようになってきているので、
Youtubeやニコニコ動画ではセミプロの方々が楽しい動画を自作して公開しています。

日常の景色にCGの仮想世界を重ね込む。
CG業界はバーチャルリアリティから、Augmented Reality(AR:拡張現実)へと
移行していくのでしょうか。

Webカメラを使い、リアルタイムで合成するものもあります。
設計関連ではSketchUPで動くARmediaPlug-inというものがあります。

 

マニアックな世界では電脳フィギュアというものがあるようです。
まさに欲望のメディアというか、ディープな世界です。

現状ではモニタの中でしか拡張現実を楽しめないようですが、
3次元プロジェクタなどが普及してくるとすごいことになりそうです。
ゴーグルをつけて、実際の都市の中で仮想の敵と戦うゲームとか、
現実と仮想はどんどん融合していくと思います。

『ドラえもん』の中で、感覚を麻痺させてお風呂が海になる道具や、
自分の家の壁に映像を重ねて温泉旅館にする道具がありましたが、
そんなことも実現できる日が来るのかもしれません。

そうなると実際の建築の価値はどうなってしまうのでしょう。
なくなってしまうのか、本物の良さが見直されるのか、、、。
建築業界の明日はどっちだ!?

アニメーション改良

昨日アップした動画が尻切れ気味だったので少し足してみました。

ロゴアニメーション2

Sketchupは視点の移動(ウォークスルー)アニメは簡単に作れますが、
物体を動かすアニメはSU Animateというプラグインで無理やり作ります。

視点・レイヤごとに物体を配置するいわゆるコマ撮り状態になります。
しかも今回試したVrayはアニメ出力に視点情報しか渡らないため
レイヤの切り替えが効かず、一コマごとに画像出力を
手動で行うことになり、デジタルなのにアナログ的なコマ撮りとなりました。

建築でのアニメ利用はウォークスルーが主で、
オブジェクトを動かすというのはドアの開閉くらいなので、
SketchUP+Vrayは建築プレゼンにかなり有効だと思いました。

アニメーション作成

SketchUP用のレンダリング(光や見え方の計算をする)ソフトに
普段はMaxwellRenderというソフトを使っています。
フォトリアルな表現は申し分ないのですが、
ウォークスルーアニメーションが出来ないという弱点がありました。

最近になってSketchUP用に色々なレンダリングソフトが発表されていて、
その中ではアニメーションも作成できるものもあります。
今回は試しにVrayという、CG業界では割とメジャーなソフトを使って
アニメーションを作成してみました。
logo
ロゴアニメーション

一昔前なら考えられなかった、高品質なCGアニメが個人でも作れる時代が
ついに来たことを実感しました。

それはまた、常に最新の技術にキャッチアップしていかないと
手持ちの技術はすぐに陳腐化するということでもあります。
最近ではYoutubeなどで素人~プロの方々の作品や作成方法の
動画もたくさん見れるので、色々勉強し、試していきたいと思います。

机完成

やっとのことで机が完成しました。

imgp3851table-b1

ほぼ計画通りの出来です。

今回簡単なおさまりを多用したのは素人工事が前提ということと、
もう一つ、組み直し・転用ができるということがあります。

ツーバイ材は建築では主に壁の下地に使われる地味な材料ですが、
無垢でありながら安価で、DIYで使う場合には色々な可能性を
持った材料だと思います。

建築業界では最近『サスティナブル(持続可能)』という言葉が
注目されています。
サスティナブルとは単に耐久性があるだけでなく、
最初から転用などの選択肢や可能性を持たせることを意味しています。

ツーバイ材は加工を少なく、なるべく切らずに使っていけば
今回は机に、何年後かにはベッドになど、色々な転用が可能です。
規格品なので、足りなければいつでもすぐに買い足すことも出来ます。
DIYにおけるツーバイ材はとてもリーズナブルかつサスティナブルな
材料だと思います。

DIYとSketchUP

今日は仕事道具『SketcuUP』とDIYについて書きます。

SketchUPはGoogleが出している三次元モデリングツールで、
フリーバージョンと有料のProバージョンがあります。
フリーバージョンは出力時の解像度や一部プラグインが使えない等の
制限がありますが、モデリングについてはほぼProバージョンと同じことが出来ます。

三次元モデリングというと、今までは操作の難しいソフトばかりでしたが、
このSketchUPはとても直感的に使えるソフトになっています。
慣れれば三次元空間に直接立体を描くことも出来ます。

DIYで机などを作るときには図面を手書きやCADで書くこともあると思いますが、
最初からSketchUPで書くのがお薦めです。
書きながらデザインやおさまりの検討も出来ますし、作ったモデルをコピーしてバラせば
必要となる木材の切り出し寸法や歩留まり(無駄なく材料を使う)を考えるのが簡単に出来ます。
木材の量が分かれば材料費もすぐに見積もれます。


あらかじめ切り出し寸法を正確に出しておけば、ホームセンターで材料を購入するときに
一緒に切ってもらい、後はネジでバンバン止めるだけという、お手軽DIYも出来ます。
SketchUPはDIYと非常に相性の良いソフトだと思います。

(今回アップした絵はフリーバージョンでも十分モデリング出来ます。)

机作成中

作業用の机を作成しています。
広い机を安価かつ簡単に作ることをめざしデザインしました。
DIYするなら無垢で木の味を生かしたいので
天板はメルクシパインの集成材、脚はツーバイ材を使用。
素人仕事なので仕口(接合部)をいかに簡単に作るかが今回のポイントです。

せっかくなので仕事道具『SketchUP』でモデリングを行い
シミュレーションしてみました。

この段階で設計仲間に見てもらい、デザインや強度について
アドバイスをもらいました。

実際の出来映えはいかに?

table2
table-a
table-b