6月末に応募した、JARA(日本アーキテクチュラル・レンダラーズ協会)主催の
パースの国際コンペ、『美術館・博物館を描く』の表彰式があり、
私の作品が『優秀賞』を頂きました。
http://jara30th.jara-net.com/02/announcement.htm

11の美術館・博物館から題材を選ぶのですが、中でも唯一建設前だった、
伊東豊雄設計の台中オペラハウスにしました。
以前のブログで少し記事にしましたが、この建物の『エマージンググリッド』という構造は
モデラー泣かせで、非常に苦労しましたが、やりがいのある物件でした。
別段絵画を学んだわけでなく、パース屋さんというよりシミュレーション屋を目指す私は
腕試しのつもりで挑んだのですが、まるで自信のなかった絵心的な部分で評価を頂き、
本人が一番驚いているところです。
正面すぎて立体感・建物の特徴が表れていないという評価も頂きましたが、
これについては当初から分かっていて、モデリング後に360°から眺めまわし、
レンダリングしまくった結果、それでもこの建物は正面が一番絵になると思い、賭けに出ました。
そういった部分ではシミュレーションが成功したと勝手に解釈しています。
推薦してくださった審査員の方々、また、挑戦の機会を与えてくださった
JARAのコンペ実行委員会の皆様に、この場を借りて感謝を致します。
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