6月末に応募した、JARA(日本アーキテクチュラル・レンダラーズ協会)主催の
パースの国際コンペ、『美術館・博物館を描く』の表彰式があり、
私の作品が『優秀賞』を頂きました。
http://jara30th.jara-net.com/02/announcement.htm
11の美術館・博物館から題材を選ぶのですが、中でも唯一建設前だった、
伊東豊雄設計の台中オペラハウスにしました。
以前のブログで少し記事にしましたが、この建物の『エマージンググリッド』という構造は
モデラー泣かせで、非常に苦労しましたが、やりがいのある物件でした。
別段絵画を学んだわけでなく、パース屋さんというよりシミュレーション屋を目指す私は
腕試しのつもりで挑んだのですが、まるで自信のなかった絵心的な部分で評価を頂き、
本人が一番驚いているところです。
正面すぎて立体感・建物の特徴が表れていないという評価も頂きましたが、
これについては当初から分かっていて、モデリング後に360°から眺めまわし、
レンダリングしまくった結果、それでもこの建物は正面が一番絵になると思い、賭けに出ました。
そういった部分ではシミュレーションが成功したと勝手に解釈しています。
推薦してくださった審査員の方々、また、挑戦の機会を与えてくださった
JARAのコンペ実行委員会の皆様に、この場を借りて感謝を致します。
突然すいません。ネットを徘徊しているものです。
質問なのですが、どこの部分までレンダリングをしているのですか??周りの集合住宅やビル群もライティングをしてレンダリングしているのでしょうか??
それとも後からphotoshop等でレタッチして仕上げているのでしょうか??
唐突な質問でしたが、お答えをいただけたら幸いです。^^
amanoさん、コメントありがとうございます。
人によってレンダリング+ポスト処理の手法は色々ですが、
私はなるべくレンダリングだけで済ませるようにしています。
ライティングや添景はすべてレンダリングで表現しています。
背景の雲もHDRIで画像をレンダリング中に合成しています。
私の場合、絵心がないのでポスト処理を減らしたいのと、
シミュレーションを前提としているので、どのアングルからも
レンダリング一発で出せるようにしたいからです。
マシンパワーがあれば、この絵はそのままアニメーション出力もできます。
ご参考になりましたでしょうか。
返答ありがとうございます。大変参考になりました^^
シミュレーションとはすごいですね^^
これから模型からCG主体による空間シミュレーションになっていくのでしょうね^^