『監理建築士講習会』に参加してきました。
監理建築士講習会とは去年から始まった、
設計事務所を開設するために必要な『監理建築士』に
なるために必要な講習です。
こうやって書いてみるとアネハ以来、設計業界は『ーために必要な』
ことづくめになった気がします、、、。
長野県内では今年度はしばらく開催の見込みがないので
さいたま市の実家に戻り、東京で参加してきました。
会場はなんと東京ビッグサイト。
建築的には『バブルの遺産』などといわれのある建物ですが、
行くのは初めてでした。
長野会場より圧倒的に高い会場利用料のはずですが、
同じ金額で受講できたのはラッキーと言えます。
新都市の雰囲気や異様なスケール感はパリ郊外にあるラ・デファンス
の新凱旋門の下にたった時のことを思い出しました。
でも、今回一番見たかった建物は
ビッグサイトのすぐそばにある『パナソニックセンター』です。
ルーバーやDPGカーテンウォール、LED超大型モニタなど
現代建築を代表する素材をふんだんに使った、
いかにも現代的な建築なのですが、カッコいい。
面やブロックで見せるというのも最近の建築ではありがちですが、
エッジの見せ方、組み合わせ方、バランスが良く、
有明の広い空をバックに、あえて低く抑えられた姿がなんともニクイ。
よくできた現代建築のお手本のような建物だと思います。
八時間にわたる講習・考査でヘロヘロでしたが、
帰りはゆりかもめに乗って、東京の再開発で建った
たくさんの建築物を眺めながら楽しく帰ってこれました。