♪ 古い~ アルバムの中ぁにぃ~ ♪
なんていう唄もありましたが、デジカメ全盛の昨今、
写真を撮る回数は増えた反面、アルバムの出番がめっきり減ったと思います。
写真の管理・閲覧はそのままファイル管理になっていて、
以前の写真を眺める機会が減ってしまった方も多いと思います。
Macだと標準のiPhotoを使っている人が多いようですが、
Windowsには標準の写真管理ソフトがありませんでした。
サムネイル(縮小)表示をするソフトを色々試してきましたが、
GoogleのPicasa3というフリーソフトが
写真の管理・閲覧に特化されていてとても便利です。
ライブラリの自動登録・監視とスムーズなスクロールによる
アルバム表示の使い心地のよさは秀逸です。
タグという情報を付加することによるファイルの整理・検索や
Webアルバム連動機能もあります。
少し設定をいじると動画もサムネイル表示できるので、
Xactiで撮ったmp4動画の管理にも重宝しています。
音楽・動画ファイルの管理・視聴にiTunesやWinAmpがありますが、
膨れ上がるデジタル情報は面倒な管理・検索を自動化し、
シンプルなインターフェイスで眺める・聴くのがこれからの
デジタルライフのあり方なのでしょう。
その考え方の延長上にEye-Fiなどという商品も発生してきています。
デジカメのSDカードに無線LAN機能を持たせ、
撮影された画像を自動的にPCやWebに取り込むことが出来るという商品です。
取り出して読み込むだけのことを億劫がってはいけないと言う方もいるかもしれませんが、
毎度の作業は自動化するのがデジタルの極意。
心理的ハードルを下げ、行動に弾みを付ける(=便利な)のが良い道具だとすれば、
Eye-Fiは間違いなく便利な道具だと思います。
銀塩フィルム時代から写真を取り巻く環境は大きく変わりました。
撮る・見る・分け合うという行為は変わらないのですが、
それぞれの行為に合ったツールがこれからもどんどん出てくると思います。